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フリーランスエンジニアとして働きたいけれど、どのようにして始めたらいいか分からない方も多くいるかと思います。
フリーランス未経験の場合、始め方が分からなければ、いざ会社員をやめる時に不安ですよね。
この記事ではそんな方々のために、フリーランス未経験からフリーランスエンジニアになるまでのロードマップを説明していきます。
フリーランス未経験者でも大丈夫？
フリーランスといえば実力主義の厳しい世界が想像されるかもしれませんが、実際は必ずしもそうではありません。
現在、IT業界では人材不足が深刻化しており、新たな技術者を欲している企業はたくさんあります。
全業種における平均的な求人倍率に対し、IT業界の求人倍率が突出しているのがその証拠です。
また現在は終身雇用を軸にした労働スタイルから、経営者やフリーランスの時代へと移行する途中で、フリーランスとして働ける環境が整いつつあります。
フリーランスに向けた案件を載せたウェブサイトも増えており、フリーランス未経験者でも比較的容易に案件を獲得できるのです。
このように現在の世間の流れを見ると、未経験者がフリーランスを目指すことは難しいことではないのです。
完全未経験から始める場合
雇われでのプログラマーをやったことがなく、完全に未経験からフリーランスエンジニアを目指す人も一定数います。
完全未経験の場合、どのようにスタートを切ればよいのでしょうか？
プログラムについての知識を学ぶ
プログラマーの仕事自体完全に未経験の場合は、プログラムの知識について勉強する必要があります。
言語については独学で学ぶことも可能ですが、スクールに通う方が効率的です。
プログラミングを学ぶ交流会等があれば、積極的に活用していきましょう。
ある程度のプログラミング知識が身についたと感じたら、実際に就職や転職をして、実務的なスキルを覚えるステップに入ります。
将来のビジョンを定めておく
プログラミングには様々な言語が存在し、どの言語を学ぶかは将来に大きく影響します。
将来的にどのような案件に携わりたいのか決まっているのであれば、それに合わせた言語の選択が重要です。
また、需要のある人気言語を学ぶことは、フリーランスになった際にアドバンテージとなります。
言語選びはフリーランスのスタイルを決定するポイントなので、よく考えて選びましょう。
フリーランスとして働くために必要な条件
次に、フリーランスとして働く際に求められる条件を見ていきます。
フリーランス転向には満たしたほうが有利な条件があり、以下がその代表例です。
- 一定以上の実務経験
- ポートフォリオの作成
条件ごとに見ていきましょう。
一定以上の実務経験
プログラマー未経験、雇われプログラマーに関わらず、一定以上の実務経験を積むことはフリーランス転向にとって重要なプロセスです。
経験が浅すぎると案件を獲得する際に不利となり、他のフリーランスエンジニアに差を付けられます。
フリーランスとして一定の稼ぎを上げるには、数年の実務経験を積むほうが理想的です。
近年はIT業界の深刻な人材不足も手伝い、1年程度の実務経験から案件を紹介しているサイトが多くなっています。
ポートフォリオの作成
フリーランスエンジニアは自分でクライアントと相談し、仕事を獲得していきます。
セルフマネジメント力が必須で、自分にどのような技術があり、どんな仕事ができるのか、相手に正しく伝えなければいけません。
企業によってはプログラミング知識が希薄で、ポートフォリオの有無に関わらず採用することもありますが、あるに越したことはありません。
ポートフォリオはそれまでのキャリアのようなもので、自分自身の実績証明だからです。
フリーランスとしてより良い案件を獲得するためにも、何か実績を持っている人はポートフォリオを作っておきましょう。
フリーランスとしてのスタート
一定の実務経験を積んで準備ができたら、いよいよフリーランスとしての活動を始めます。
フリーランス向けのエージェントへの登録を済ませ、条件に合う希望の仕事を探しましょう。
エージェント経由による仕事の獲得は、自分で営業をかける必要がないため、楽にスタートが切れます。
いきなりフリーランスに切り替えることが不安であれば、身近な人物に営業をかけても問題ありません。
報酬単価は低めとなりますが、クラウドソーシングを利用して簡単な案件を見つけてもよいでしょう。
クラウドソーシングは単発の案件が多いので、副業として慣らしていく場合にも向いています。
また、始めは常駐型の案件を受け、慣れてきたら在宅に移行していくのも、効率的なステップアップの方法です。
エージェントサイトとクラウドソーシングをうまく活用し、フリーランスとしての実績を積んでいきましょう。
フリーランス未経験者が独立するためのステップは、そう複雑ではありません。
学びたい言語に応じた一定の実務経験を積み、案件を獲得していきます。
手始めに身近な人物からの依頼やクラウドソーシングの単発案件を獲得すれば、スタートダッシュも容易です。
エージェントサイトで常駐型の仕事に慣れた後、在宅への切り替えを交渉することで、着実なステップアップが望めます。
未経験だからと足踏みするのではなく、副業のような形からでも問題ないので、フリーランスへの第一歩を踏み出しましょう。